VOL 7 藤川会長「お別れの会」
フジ吉です。
ラケットショップフジの創業者藤川会長が7月20日享年80歳で
亡くなりました。

葬儀は密葬で行われ、この日(8/27)は社葬を含めた
「お別れの会」が開かれました。
会場は会長の墓所でもある「花小金井ふれあいパーク」です。

月曜日の日中であるにも関わらず、沢山の方がいらっしゃいました。

受け付けが始まると動くのも大変なくらいでした。

行列は、会場の外にまで...

一階から続く長い行列の先には藤川会長の遺影と献花台があります。
みなさん、それぞれの思いを胸に献花されていました。

会長の愛弟子「米倉加奈子」さんも駆けつけてくれました。
オリンピック中のブログには泣けました。

会場には藤川会長の写真が沢山展示したありました。

社員との旅行、100回記念全英オープン観戦。
そしてジュニアとの思い出...

ジュニア指導の写真をよく見ると、育成への熱意がひしひしと伝わります。

必ず子供達と同じ目線の高さで話している姿には感動しました。

ジュニアを含め、たくさんの関係者の方々みなさんが、
藤川会長との思い出に浸れる素晴らしい演出でした。

写真を見て、人の流れについて行くと、
バラ園を抜け藤川会長のお墓へと行き当たります。

お墓の全面には「金のシャトルコック」が刻まれ、側面には
「オリンピックのメダル獲得を祈念しております。」
2005.10
と 刻まれております。
8月5日、その念願のメダルを 藤井/垣岩 ペアが取りました。
直接その瞬間を見ることはかないませんでしたが、
藤川会長の思いが通じたのだと信じています。

最後に墓碑と同じ刺繍の入ったタオルと共にいただいた
藤川会長からの「お礼の言葉」を記します。
遅くなりましたが、お知らせします。
昨年一二月に、膵臓癌の末期と診断されました。
幸い、八十歳の誕生日を、家族とジュニアの皆さんに
祝ってもらい、ありがとうございました。
八十年の人生中、六十五年はバドミントン一筋でした。
バドミントンでやりたいと思ったことは、全部 出来ました。
思い残すことは、何もありません。
幸せでした。
この幸せな人生は、皆さんのご支援があればこそです。
心から厚くお礼申し上げ、お別れします。
さようなら。
平成二四年七月二十日 午前八時十二分
藤川俊雄